最強AI将棋プロ
将棋AI対戦 ― ブラウザで本格対局を楽しむ完全ガイド
インストール不要、ブラウザを開くだけで本格的な将棋AI対戦が楽しめる時代がやってきました。この将棋ゲームはHTML5で構築されたスタンドアロン型のWebアプリケーションであり、スマートフォンでもパソコンでも、通信環境に左右されることなく快適にプレイできます。
このガイドでは、はじめて将棋に触れる方から腕に覚えのある上級者まで、すべてのプレイヤーが迷わず対局を楽しめるよう、タイトル画面の操作から対局中の細かな機能、AIの思考レベルの選び方に至るまでを丁寧に解説していきます。
タイトル画面の使い方
アプリを開くと最初に目に飛び込んでくるのが、深い紺色のグラデーションを背景にした「将棋」の金文字です。この画面がすべての出発点となります。
タイトル画面には大きく分けて3つの操作エリアがあります。画面中央に配置された難易度選択ボタン、その下の「対局開始」ボタン、そして「先手/後手 切替」ボタンです。対局を始める前に、まずは自分の実力や気分に合った設定を選びましょう。
難易度の選択は「初級」「中級」「上級」「最強」の4段階から行います。画面中央に横並びで表示される4つのボタンのうち、現在選択されている難易度は赤い枠線で囲まれて光ります。タップするだけで切り替わるため、迷ったらまず中級から試してみることをおすすめします。それぞれの難易度がどのような思考をするかについては、後ほどのAI解説セクションで詳しく触れます。
先手と後手の切替は「対局開始」ボタンのすぐ下にあるボタンをタップすることで行えます。先手を選ぶと自分が最初に指す番となり、盤面の下側に自分の駒が並びます。後手を選ぶと盤面が自動的に反転し、CPUが初手を指してから自分の番が回ってきます。将棋では先手にわずかな有利があるとされていますので、AIに挑戦したいときは先手を選ぶとよいでしょう。逆に、後手番の独特な駆け引きを楽しみたい方は後手を選んでみてください。
画面の最下部には「遊び方・操作説明」と書かれた折りたたみ式のセクションがあります。文字をタップすると操作方法の概要が展開されますので、初めてプレイする方はここに目を通してから対局に臨むとスムーズです。
すべての設定が済んだら、赤いグラデーションが美しい「対局開始」ボタンをタップしてください。画面がスライドするように切り替わり、対局画面へと移行します。
対局画面の構成と見方
対局画面は上から順に、トップバー、CPU情報エリア、将棋盤、プレイヤー情報エリア、そしてCPU思考中の表示エリアという5つの層で構成されています。
トップバーは画面最上部の半透明の帯です。左側には一時停止ボタン、サウンドボタン、待ったボタンの3つのアイコンが並び、中央には現在どちらの手番かを示すインジケーターが表示されます。右側には投了ボタンとホームボタンがあります。どのボタンも指で正確にタップできるよう十分な大きさが確保されていますので、対局中に誤って別のボタンを押してしまう心配はほとんどありません。
手番インジケーターは対局の進行を直感的に伝えてくれる重要な表示です。自分の番のときは青い背景に「あなたの番」と表示され、CPUの番のときは赤い背景に「CPUの番」と切り替わります。CPUが思考中のときは「CPU思考中…」という文字に変化しますので、画面が動かないときでもAIが手を考えていることがわかります。
CPU情報エリアは盤面の上側に配置されています。CPUの名前と、CPUが獲得した持ち駒がここに表示されます。持ち駒は種類ごとにひとつの小さなタイルとして描画され、同じ種類の駒を複数持っている場合は右下に数字のバッジが付きます。CPUの持ち駒は上下反転して表示されますが、これは盤上の駒の向きと揃えるためのデザイン上の工夫です。
将棋盤は画面の中央を大きく占める9×9のマス目です。木目調のグラデーションが施された温かみのある色合いで、伝統的な将棋盤の風合いをデジタル上で再現しています。盤面の上辺には筋を示す数字(9から1)が、右辺には段を示す漢数字(一から九)が薄く表示されており、棋譜を読む際の参考になります。四隅に近い4つの交点には星と呼ばれる小さな黒丸が描かれ、位置の目安として機能します。
プレイヤー情報エリアは盤面の下側にあり、自分の名前と持ち駒が表示されます。自分の持ち駒は通常の向き(上向き)で表示され、タップすることで盤上に打つ駒として選択できます。この操作については次のセクションで詳しく説明します。
CPU思考中の表示は盤面の下、プレイヤー情報エリアのさらに下に現れます。CPUが手を考えているあいだ、「CPU思考中」という文字とともに3つの小さな赤い点がバウンドするアニメーションが表示されます。この表示が消えたらCPUの手が指され、再び自分の番が回ってきたことを意味します。
駒の選択と移動
将棋の操作は「選んで、置く」という2ステップで完結します。まず動かしたい自分の駒をタップすると、その駒が選択状態になり、マスが青いハイライトで覆われます。同時に、その駒が移動できるすべてのマスが視覚的に強調されます。
移動可能な空きマスには緑色の小さな円が表示されます。相手の駒を取れるマスには赤い半透明のハイライトが重なります。この色分けにより、攻めの手と守りの手を一目で区別できます。
移動先を決めたら、ハイライトされたマスをタップするだけで駒が動きます。駒が移動すると同時に「パチッ」という短い効果音が鳴り、相手の駒を取った場合はそれよりもやや力強い音に変わります。
もし駒を選択したあとで気が変わった場合は、同じ駒をもう一度タップすると選択が解除されます。あるいは、別の自分の駒をタップすると選択対象がそちらに切り替わります。盤上の何もないマスや関係のない場所をタップした場合も選択は解除されますので、操作のやり直しに困ることはありません。
成り(駒の昇格)
将棋の大きな特徴のひとつが「成り」です。自分の駒が敵陣(相手側から数えて3段以内のエリア)に入るとき、敵陣から出るとき、あるいは敵陣の中で動くとき、その駒を裏返して強力な成り駒に昇格させることができます。
成りが可能な移動を行うと、画面中央に「成りますか?」というダイアログが表示されます。ダイアログには「成る」と「不成」の2つのボタンがあり、自分の意思で選択できます。「成る」を選ぶと駒が昇格して赤い文字の成り駒に変わり、華やかな効果音が鳴ります。「不成」を選ぶとそのままの駒で移動が確定します。
ただし、成らなければそれ以上前に進めなくなる場合は、自動的に成りが適用されます。具体的には、歩と香車が最奥の段に到達したとき、桂馬が奥から2段目以内に到達したときがこれに該当します。この場合はダイアログは表示されず、即座に成り駒へ変化します。
成ることができる駒は歩、香車、桂馬、銀将、角行、飛車の6種類です。金将と玉将はもともと成れません。また、すでに成っている駒(と金、成香、成桂、成銀、馬、龍)も再度成ることはできません。
成り駒はそれぞれ独自の動きを持ちます。歩が成ると「と金」となり金将と同じ動きができるようになります。角行が成ると「馬」となり、元の斜め移動に加えて上下左右に1マスずつ動けるようになります。飛車が成ると「龍」となり、元の上下左右の移動に加えて斜め1マスが追加されます。成りの判断は勝敗を分ける重要な要素ですので、局面に応じて慎重に選んでください。
持ち駒を打つ
将棋がチェスと大きく異なる点のひとつが、取った相手の駒を自分の戦力として盤上に打てるルールです。この操作は「持ち駒エリア」から行います。
画面下部のプレイヤー情報エリアに表示されている自分の持ち駒のタイルをタップすると、その駒が選択状態になり、青い枠線で囲まれます。同時に、盤上のその駒を打てるすべてのマスに緑色の円が表示されます。打ちたいマスをタップすれば、そこに駒が配置されます。
持ち駒を打つ際にはいくつかの制約があります。まず、すでに駒が置かれているマスには打てません。さらに以下のルールが適用されます。
二歩の禁止は将棋の基本中の基本です。同じ筋(縦の列)に自分の歩がすでにある場合、その筋にもう1枚の歩を打つことはできません。成った歩である「と金」は歩とは別扱いですので、と金がある筋には歩を打てます。
行き所のない駒の禁止として、歩と香車は最奥の段(先手なら一段目、後手なら九段目)には打てません。桂馬は最奥から2段以内には打てません。これらの位置に打つとそれ以上動けなくなるためです。
打ち歩詰めの禁止は特殊なルールで、歩を打って相手の玉を即座に詰ませることは反則となります。このゲームでは打ち歩詰めの判定も正しく実装されており、もし打ち歩詰めになる手を指そうとしても自動的にブロックされます。
持ち駒の選択を解除したいときは、選択中の持ち駒タイルをもう一度タップするか、盤上の自分の駒をタップして通常の駒選択に切り替えてください。
王手と詰みの表示
対局中に自分の玉将が王手をかけられると、玉将のいるマスが赤いハイライトで強調されます。同時に緊迫感のある効果音が鳴りますので、視覚と聴覚の両方で危険を察知できます。王手がかかっている状態では、王手を解消する手だけが合法手として表示されます。玉を逃がす、間に駒を合わせる、王手をかけている駒を取る、のいずれかの方法で対処してください。
どの手を指しても王手が解消できない状態が「詰み」です。プレイヤーが相手を詰ませた場合は画面全体に金色のパーティクルエフェクトが舞い散り、「勝利!」の大きな文字が表示されます。逆にCPUに詰まされた場合は「敗北」の文字とともに静かな低音の効果音が流れます。
トップバーの各ボタン詳細
対局画面のトップバーに並ぶ各ボタンの機能を個別に解説します。
**一時停止ボタン(⏸)**をタップすると対局が一時中断されます。一時停止中は盤面のタップが無効になり、駒を動かすことができません。食事や電話などで席を離れるときに便利です。再開するには同じボタン(▶に変化しています)をもう一度タップしてください。
**サウンドボタン(🔊)**はゲーム内のすべての効果音のオン・オフを切り替えます。タップするたびに🔊(オン)と🔇(オフ)が交互に切り替わります。電車の中や図書館など、音を出せない場所でプレイするときはオフにしておきましょう。効果音はWeb Audio APIで生成されるプログラマティックサウンドですので、音量はデバイスの音量設定に準じます。
**待ったボタン(↩)**は直前の手を取り消す機能です。1回タップすると自分の手とCPUの手の2手分がまとめて巻き戻されます。「あ、そこじゃなかった」と気づいたときや、どうしても行き詰まったときに活用してください。ただし、CPUが思考中のあいだは待ったボタンは無効です。待った機能は何度でも使えますが、使いすぎると上達の妨げになることもありますので、ここぞという場面で使うことをおすすめします。
**投了ボタン(🏳)**をタップすると、その場で対局を終了して負けを認めます。形勢が絶望的で続けても仕方ないと判断したとき、あるいは新しい対局をすぐに始めたいときに使います。投了すると敗北画面が表示され、通算成績にも敗北として記録されます。
**ホームボタン(🏠)**をタップすると対局を中断してタイトル画面に戻ります。現在の対局は保存されませんので、戻る前にもう一度確認することをおすすめします。
盤面の視覚フィードバック
このゲームでは対局中の状況を直感的に把握できるよう、さまざまな色のハイライトが使い分けられています。
青色のハイライトは現在選択されている駒のマスを示します。自分の駒をタップしたとき、そのマスが青く光ります。
緑色の小さな円は選択中の駒が移動できる空きマスを表します。ここをタップすれば駒が移動します。
赤色のハイライト(マス全体)は相手の駒を取ることができるマスを示します。攻撃のチャンスが一目でわかります。
黄色のハイライトは直前に動いた駒の移動元と移動先を示します。薄い黄色が移動元、やや濃い黄色が移動先です。CPUが指した手を確認するときに特に役立ちます。
赤色のハイライト(玉将周辺)は王手がかかっていることを警告します。自分の玉が王手されているときも、CPUの玉に王手をかけたときも、該当する玉のマスが赤く染まります。
持ち駒を選択中のときは、選択されている持ち駒のタイルに青い枠線が付き、盤上の打てるマスに緑色の円が表示されます。
駒のデザインと見分け方
盤上の駒は五角形の伝統的な将棋駒の形をしており、木目調のグラデーションが施されています。駒の中央にはその駒の名前が一文字で書かれています。
自分の駒は尖った先端が上(相手陣地の方向)を向いており、相手の駒は先端が下(自分の方向)を向いています。これにより、どの駒が誰のものかを一瞬で判別できます。後手を選んだ場合は盤面全体が自動的に180度反転しますが、この上下の関係は変わりません。常に自分の駒が下から上に向かって攻める配置になります。
成り駒は文字が赤色で表示されます。通常の駒が黒い文字であるのに対し、成り駒の赤い文字は盤面上で目を引きますので、どの駒が成っているかを即座に確認できます。玉将だけは特別に黒い太字で描かれ、盤上でもっとも存在感のある駒となっています。
各駒に表示される文字は次のとおりです。歩兵は「歩」、香車は「香」、桂馬は「桂」、銀将は「銀」、金将は「金」、角行は「角」、飛車は「飛」、玉将は「玉」。成り駒はそれぞれ「と」「杏」「圭」「全」「馬」「龍」と表記されます。
AI思考エンジンの特徴
このゲームに搭載されたAIは、コンピュータ将棋の基本技術を忠実に実装した本格的な思考エンジンです。難易度ごとに読みの深さと評価の精密さが変化し、初心者から有段者まで歯ごたえのある対局を提供します。
初級(読み2手)はAIがもっとも浅い読みで指します。目先の駒得を重視するシンプルな指し手が多く、大局観よりも局所的な損得で判断する傾向があります。将棋を覚えたばかりの方や、ルールを確認しながらゆっくり指したい方に最適です。
中級(読み3手)になるとAIの指し手に一貫性が出てきます。1手先の応手まで考慮するため、単純なタダ取りには引っかかりにくくなります。駒の連携を意識した手も現れ始め、将棋の面白さを感じられるレベルです。
上級(読み4手)ではAIが戦略的な思考を見せるようになります。数手先の展開を見据えた駒組みや、玉の安全度を考慮した攻防のバランスが取れた指し回しをします。アマチュア有段者でも油断すると足元をすくわれる強さです。
最強(読み5手+発展評価)はこのゲームで到達できる最高の難易度です。深い読みに加えて静止探索と呼ばれる技術が強化され、駒の交換が発生する局面では読みの打ち切りによる誤判断が大幅に減少します。終盤の寄せや受けに鋭さが増し、一度主導権を渡すと挽回が困難になることもあります。
AIの思考アルゴリズムにはアルファベータ法が採用されています。これは膨大な手の候補から明らかに悪い手を早い段階で切り捨てることで、限られた計算時間の中でより深い手を読むための技術です。さらに反復深化と呼ばれる手法により、浅い読みで得た最善手を次の深い読みの起点として利用することで探索効率を高めています。
駒の評価には駒の価値テーブルと位置評価テーブルが使われています。飛車や角行のような大駒は高い点数が割り当てられ、歩のような小駒は低い点数です。さらに、同じ駒でも盤上のどの位置にいるかによって追加点が加減されます。たとえば玉将は自陣の隅にいるほど安全とみなされ高い評価を受けますし、歩は中央に近いほど攻めの効率がよいとして加点されます。
効果音の種類と意味
このゲームではすべての効果音がWeb Audio APIによってプログラムで生成されています。外部の音声ファイルを一切使用していないため、ファイルサイズが増えることなく多彩なサウンドフィードバックを実現しています。
駒移動音は短い下降音で、伝統的な将棋の「パチッ」という駒音をデジタルで表現しています。どの手を指しても鳴りますので、操作が正しく受け付けられたことの確認として機能します。
駒取り音は移動音よりもやや重厚で、短いノイズバーストが加わります。相手の駒を取ったときだけ鳴る特別な音ですので、盤面を見なくても駒の交換が起きたことがわかります。
王手音は鋭い鋸歯状波による警告音です。王手をかけたときもかけられたときも鳴ります。この音が聞こえたら盤面を注意深く確認してください。
成り音は低音から高音へ上昇するグリッサンド風の音です。駒が成ったときの高揚感を演出します。
選択音はごく短い高音のクリック音で、駒の選択やボタンのタップ時に鳴ります。操作の応答性を感じさせる控えめなフィードバックです。
勝利音はド・ミ・ソ・高ドの上行アルペジオで、達成感を盛り上げるファンファーレ風の音色です。勝利画面と同時に流れます。
敗北音は下行する低音のフレーズで、残念な結果を穏やかに伝えます。
対局結果画面と通算成績
対局が終了すると、盤面の上にブラー効果のかかった半透明のオーバーレイが表示され、結果が大きな文字で表示されます。
勝利した場合は金色の「勝利!」の文字が輝き、「おめでとうございます!」というメッセージが添えられます。画面にはキラキラとした金色と赤色のパーティクルが何度も弾けるように舞い散り、達成感を視覚的に演出します。
敗北した場合は赤い「敗北」の文字が表示され、「次は頑張りましょう!」という励ましのメッセージが出ます。
結果画面にはその対局の難易度と手数が表示されるほか、選択していた難易度における通算成績が「○勝 ○敗」の形式で確認できます。この成績はブラウザのローカルストレージに保存されるため、ブラウザを閉じても次回アクセス時に引き継がれます。
結果画面には2つのボタンがあります。「もう一度」をタップすると同じ難易度・同じ先後設定ですぐに新しい対局が始まります。「タイトルへ」をタップするとタイトル画面に戻り、難易度や先後を変更してから対局を始めることができます。
通算成績の保存について
このゲームの通算成績はブラウザのローカルストレージに保存されます。難易度ごとに独立して記録されるため、初級で20勝3敗、上級で5勝12敗、というように各レベルでの戦績を個別に確認できます。
ローカルストレージはブラウザ固有の保存領域ですので、同じデバイスの同じブラウザでアクセスする限りデータは保持されます。ただし、ブラウザの履歴やサイトデータを消去した場合、あるいはプライベートブラウジングモードを使用した場合はデータが消える可能性がありますのでご注意ください。
モバイルでの快適なプレイのために
このゲームはスマートフォンでの操作を第一に考えて設計されています。すべてのボタンとタップ領域は最低でも44×44ピクセルのサイズが確保されており、指先での操作でも誤タップが起きにくくなっています。
画面の向きは縦向きでも横向きでも対応しています。縦向きの場合は盤面が画面幅いっぱいに広がり、持ち駒エリアが上下に配置されます。横向きにするとマスのサイズが大きくなり、駒の文字がより読みやすくなります。お好みの向きでプレイしてください。
ピンチイン・ピンチアウトによる拡大縮小はviewport設定によって無効化されています。これは対局中に意図しない拡大が起きてしまうことを防ぐための措置です。
画面のリサイズや端末の回転が行われると、盤面は自動的に最適なサイズに再計算されます。横向きから縦向きに回転させた場合でも、対局の状態はそのまま維持されますので安心してお楽しみください。
将棋の基本ルールおさらい
将棋が初めての方のために、基本的なルールを簡潔にまとめます。
将棋は9×9の81マスの盤上で、2人のプレイヤーが交互に駒を動かして戦う対戦ゲームです。それぞれのプレイヤーは歩兵9枚、香車2枚、桂馬2枚、銀将2枚、金将2枚、角行1枚、飛車1枚、玉将1枚の合計20枚の駒を持ってスタートします。
各駒にはそれぞれ固有の動き方があります。歩兵は前に1マスだけ進めます。香車は前方にまっすぐ何マスでも進めます。桂馬は前方2マスと横1マスの位置に跳ぶことができ、他の駒を飛び越えられる唯一の駒です。銀将は前方3方向と斜め後方2方向の計5方向に1マス動けます。金将は前方3方向、横2方向、真後ろの計6方向に1マス動けます。角行は斜め4方向に何マスでも進めます。飛車は上下左右の4方向に何マスでも進めます。玉将は全8方向に1マス動けます。
相手の駒がいるマスに自分の駒を動かすと、その駒を取ることができます。取った駒は自分の持ち駒となり、以降の手番で盤上の空きマスに打つことができます。
対局の最終目標は相手の玉将を「詰み」の状態にすることです。詰みとは、相手の玉将がどこに逃げても、どのように応じても、次に必ず取られてしまう状態を指します。
上達のためのヒント
AIとの対局を重ねる中で、少しずつ上達するためのポイントをいくつか紹介します。
まず、序盤では玉将を安全な場所に囲うことを心がけてください。玉将が盤面の中央や戦場の近くにいると、不意の攻撃で一気に追い詰められることがあります。矢倉や美濃囲いといった有名な囲いを覚えると、格段に負けにくくなります。
中盤では駒の交換を恐れすぎないことが大切です。将棋では取った駒をすぐに使えるため、有利な交換を積極的に行うことで攻めの手がかりが生まれます。飛車や角行を使って相手の弱点を攻め、銀将や桂馬で追い討ちをかけるのが攻めの基本形です。
終盤は速度がものを言います。自分の玉が安全であることを確認したうえで、相手の玉を一気に詰ませにいきましょう。持ち駒をすべて使い切るつもりで攻めると、意外なところから詰み筋が見えてくることがあります。
待った機能を使って「もしこう指していたら」と検討するのも効果的な学習方法です。AIがどのような手を返してくるかを観察することで、自分では思いつかなかった手筋や受け方を発見できるでしょう。
難易度は段階的に上げていくことをおすすめします。初級で安定して勝てるようになったら中級へ、中級でも勝率が上がってきたら上級へと進んでいくことで、着実に棋力を向上させることができます。最強レベルのAIに勝てるようになれば、実際の対人戦でも十分に通用する力が身についているはずです。
よくある質問
対局中にブラウザを閉じてしまったらどうなりますか。
残念ながら対局の途中経過は保存されません。通算成績はローカルストレージに記録されていますが、進行中の盤面は失われます。対局はなるべく最後まで指し切ることをおすすめします。
CPUの思考が長いと感じたらどうすればよいですか。
難易度が高いほどAIの思考時間が長くなります。特に最強レベルでは数秒から十数秒かかることもあります。快適さを重視する場合は中級や上級をお試しください。
先手と後手、どちらが有利ですか。
一般的に将棋では先手がわずかに有利とされていますが、アマチュアレベルでは実力差のほうがはるかに大きいため気にする必要はありません。どちらも選んで楽しんでください。
成り駒を元に戻すことはできますか。
将棋のルールとして、一度成った駒をゲーム中に元に戻すことはできません。ただし、成り駒が取られて持ち駒になった場合は元の駒種に戻ります。たとえば相手の「龍」を取ると、持ち駒としては「飛車」になります。
二歩をうっかり打とうとしたらどうなりますか。
このゲームでは二歩になるマスにはそもそも持ち駒の歩を打てないようになっています。打てるマスだけが緑の円で表示されますので、ルール違反を心配する必要はありません。
このブラウザ将棋は、いつでもどこでも本格的な将棋体験を届けるために作られました。通勤電車の中で一局、昼休みに一局、就寝前のリラックスタイムに一局。あなたの日常に将棋の奥深い世界を取り入れてみてください。AIとの対局を重ねるたびに、きっと新しい発見と上達の手ごたえが得られるはずです。