花札こいこいゲームの遊び方
花札こいこいは、2人で遊ぶ和風カードゲームです。月の絵柄と数字が描かれた札を使って、役を作って相手より多くの点数を獲得することを目指します。
ゲームの準備
花札を48枚全てをよく混ぜ、裏向きにして山札を作ります。
プレイヤーそれぞれに5枚ずつ札を配ります。これが手札になります。
残り札は山札として、場の中央に置きます。
ゲームの流れ
親が1枚の札を山札からめくり、場に出します。
親は、場に出した札と手札の札を組み合わせて役を作ることができます。役ができたら、「勝負!」と宣言して、そのラウンドのゲームを終了します。
役ができなかった場合は、山札から1枚の札を引いて手札に加え、次の自分のターンに備えます。
子は、場の札と自分の手札の札を組み合わせて、親よりも高い役を作ることができます。親が「勝負!」と宣言した場合は、「私も勝負!」と宣言して、役を公開します。
親と子のどちらかが「勝負!」と宣言し、役を公開したら、そのラウンドのゲームは終了となります。
役の点数が大きい方がそのラウンドの勝者となり、勝者は山札から1枚の札を獲得できます。
これを交互に繰り返し、先に10点(文)先取した方がゲームの勝者となります。
役
花札こいこいには、様々な役があります。代表的な役は以下の通りです。
月見: 同じ月の札を2枚以上出す。
いろは: 1月から12月までの札を連続して出す。
たぬき: 狸の札を出す。
めくり: 猪の札を出す。
こいこい: 役ができている状態で、「こいこい」と宣言してゲームを続ける。ただし、相手が先に役を完成させてしまうと、自分が作った役は無効となり、点数を獲得できません。
その他
ゲームの最初に親を決める方法は、裏向きの札を1枚ずつめくり、月の早い方が親となる方法が一般的です。
複数の役が同時に成立した場合は、高い役の方が勝ちとなります。